~フォース(アウト)に繋がる重要単語~
フォート、コンフォートなど
投球の次は守備関係です。簡単明瞭、かつ大切な言葉が出てくるフォースアウト(封殺)から行きましょう。フォース(force)の意味は「力・腕力・軍隊、強制する」ですが、「力」の意味の語源として次のように広く使われています。
エンフォース(enforce)→「力の中に置く」→押し付ける・強いる
エフォート(effort)→「力をそとに外に出す」→努力
フォート(fort)→「武力の集まるところ」→砦
コンフォート(comfort)→「強く力づける」→慰め・慰安
コンフォートの形容詞、コンファタブル(comfortable・安楽な)など一般的にも使われています。
さらに言えば、音楽のフォルテ(fort)も同じで「力強く」ですね。
余談ともなりますが、フォースアウトはよくゲッツーと混同されるようですが、ゲッツーは「ゲット・ツー」で二者をうち取れですから、必ずしもフォースアウトではないのです。米国では応援の掛け声としてよく用いられているとききます。
つぎは、パスボール(後逸)です。パス(pass)は「許可証・合格・山道・送球、通る・去る、合格する」など多くの意味を持っていますが、「通る」の意の語源として次のように広く使われています。
サパス(surpass)→「越えて通る」→~を越える
パスポート(passport)→旅券(ポートは港)
トレスパス(trespass)→「横切って通る」→侵入する さらに言えば、パスは次のようにも変化します。
パッセンジャー(passenger)・・・旅客、乗客
パッセージ(passage)・・・通行、通路、旅、文の一節、楽節
最後に、軽くフィールダース・チョイス(野手選択)を挙げましょう。フィルダーは「野手」、フィールドは「野原」で、チョイス(choice)は「選択」です。この動詞のチューズ(choose・選ぶ)は必須単語と言えましょう。パス(pass)は「許可証・合格・山道・送球、通る・去る、合格する」
●今回の重要単語(まとめ) ・force(フォース)・・力・腕力・軍隊、強制する ・enforce(エンフォース)・・「力の中に置く」→押し付ける・強いる ・effort(エフォート)・・努力 ・comfort(コンフォート)・・慰め・慰安 ・fort(フォート)・・砦 ・comfortable(コンファタブル)・・安楽な ・fort(フォルテ)・・力強く(音楽) ・pass(パス)・・許可証・合格・山道・送球、通る・去る、合格する ・surpass (サパス)・・~を越える ・passport(パスポート)・・旅券 ・trespass(トレスパス)・・侵入する ・passenger(パッセンジャー)・・旅客、乗客 ・passage(パッセージ)・・通行、通路、旅、文の一節、楽節 ・choice(チョイス)・・選択 ・choose(チューズ)・・選ぶ